コロナ禍で私達イメージコンサルタントにできること
会社に依存せず、一人の人間として生きていく時代
イメージコンサルティングは「どう生きたいか」を最短距離で可能にしてくれると確信している国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
私がコロナという名前を聞いたのは年頭の1月でしょうか。中国の限られた地域での出来事だと思っていたのもつかの間、あれよという間に世界中に広がりました。人間の無力さと同時に強さも知ったかけがえのない時期を経験することとなりました。私がこのコラムを書いている現在、日本の倒産企業件数は406社に上っています。何代も守り抜いてきた老舗の旅館や飲食店、知名度も高く人気を誇ってきた企業など、考えられない事態が現実に起こっています。どうにかならないかとあらゆる再起の可能性を探し続けた果ての経営判断。悔しくて言葉が出ません。
私を含め、多くの方が感じているのではないでしょうか。「これからは、会社に依存するのではなく一人の人間として、しっかり生きていかなければ」と。日々そのように思っていても、いざ行くべき会社がない状況になった時に初めて実感することでしょう。
私達イメージコンサルタントの業界でいったい何ができるのか
コロナ禍のあいだ、私達イメージコンサルタントの業界でいったい何ができるのか、ずっと考え続けていました。毎日、できるかもしれないことをメモに書き出していました。様々な業界で色々な取り組みをしている事例を見るにつけ、焦りばかりが出てきます。私達の業界は必要ないのか、このままでいいはずがない。。。
でも、この期間に対応させていただいたお客様を通してよくわかりました。目の前のお客様は本当に一生懸命です。次の新しい仕事に就こうとしている方もいれば、なんとか今の仕事を継続させたいと奮闘している方、仕事が減ってダブルワークを検討されている方、皆ご自身の力で生きることを様々に模索していらっしゃいます。そう、奇しくも自分一人で立ち上がらなければならない時代になりました。
お客様の価値を伝えサポートしていくこと
私自身も「お前はそれでいいのかい?」と天から突き付けられているようでした。その方々の溢れんばかりの魅力、生き様、実力。埋もれてしまわないように、輝き続け、社会に貢献し続けたいという想いをしっかりサポートしなければいけないのが我々の仕事だとお客様達からしっかりと再確認させていただきました。何か、お役に立つようなイベントはできないかとか、どこかとコラボして新しい活動を始めたほうが良いかもしれないなど、考えあぐねていましたが、そうではなくて我々が普段やっているど真ん中の仕事が今、一番必要なんだと。
皆様、日々仕事に追われていて、自分自身をきちんと伝えるなんて考える余裕もなかったでしょう。どうやったら伝わるか、なんて考えはなおさらでしょう。働き方、生き方をリセットして考えたいと思っている方々が増えている今、少しでもお力にならなければと考える毎日です。お客様が望む方向に行けるように、加速できるように、今まで私達が学び経験してきたことを通して「お一人の価値をどう伝えるか」、我々は今まで以上にもっともっと頭に汗をかかなければなりません。
国際レベルのイメージコンサルタントを育成するBEST GRADEアカデミー
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター