サムライ・ギタリスト
オーラを感じる人に出会った感覚
インスパイアされた無限の想像力とパッションが世界を一つにすると信じる国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
今回はギタリストのMIYAVIさんに触れてみたいと思います。前回は建築家だったのに、今回はギタリストなの?という声が聞こえてきそうですが、私にとっては、どのようなジャンルであれクリエイティブな表現者達は活動領域を超えて皆一緒です。
MIYAVIファンにとってはもっと詳しいことまでご存知なはずですが、私視点でお伝えできたらと思います。私が初めて知ったのは青いヘアでTVのインタビューに静かに答えているMIYAVIでした。その風貌から久しぶりにオーラを感じる人に出会った感覚でした。画面が変わり、難民の子供たちに向かってギターを片手に演奏している姿が映り、「この人、何者?」と興味をしっかり植え付けられました。
音楽を通してできることは何でもやりたい
そう、NYを拠点に世界を駆け巡るギタリスト。スキルも曲作りも半端ない才能を放っており、私もエネルギーチャージしたい時には、時々聴いているアーチストの一人でもあります。楽天のテーマソングに決まった時も、三木谷社長に「心が震えた!」と言わしめたほど。彼には「サムライ・ギタリスト」や「銀河から来たギタリスト」など様々な異名をもっているようです。ただ、私の中では音楽にとどまらない彼の表現力に共感し、また大いに学ぶべきものを多分に持っていると感じています。
ご存知のように彼はアンジェリーナジョリーとのご縁からUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使となり難民支援活動をされています。現地の子供たちと戯れる姿からは「音楽を通してできることは何でもやりたい」という言葉通りで、そこには彼のかけがえのないライフワークの一つとなっているのでしょう。そこには現地の方々との一体感が伝わってきます。
ブレない生きざまを何の衒いもなく丸出しする
また、彼には素敵な奥様と可愛く無邪気な2人のお嬢さんがいらっしゃるのですが、コロナ禍で外出が思うように叶わない時期に、なんとご自宅からインスタライブで、ファミリーライブを見せてくれるのです。屈託なく天真爛漫なお嬢様達とご自身の曲{Bang!」を楽しく歌い演奏する姿は、全く別の顔。
人は365日、いろんなところに行き、様々な方と会い、沢山の経験をしているので、当然それに合わせた沢山の顔を無意識にしていますが、MIYAVIのように外に向けてこんなにナチュラルに伝えられ、共感を得られる人はなかなか少ないと思って見ています。ロックミュージシャンとしてこうあるべきなんて考えは、毛頭ないのだろう。自分自身の生きる軸(多分「音楽を通してできることは何でもやりたい」)をブレない生きざまを何の衒いもなく丸出しすることで、ひとつひとつの活動が無言で共感を呼ぶのかもしれません。
我々のようなビジネスの社会で生きる人間にとっても同様のことが言えると思っています。「伝えたい」という想い、「生きる軸」、これがリンクしていくようになると、人はためらうことなく表現できるようになるのだろう。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター