ファッションの役割を変えたファーストレディ達
時代をつかむファーストレディ達
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
公人として支持されるかどうか。
それは、時代の空気感を行動や外見に反映できるかどうかというところでしょうか。そこには生き方や信条が可視化されています。
かつてミッシェル・オバマ氏は、ファーストレディ時代に才能ある若手のデザイナーの服を好んで着用していました。彼女が着用する姿から一躍有名になり、世界に名を馳せたデザイナーは数知れません。これは、彼らの才能を世に知らしめ、開花させることを良しとしていた彼女のポリシーでした。
ジル・バイデン氏
さて、ジル・バイデン氏はどうでしょう。
55歳にして博士号を取得し、教育は仕事ではなく自身のライフスタイルそのものと言い、史上初、働くファーストレディとなりました。
過日の東京オリンピックでは、多くの要人達が来日を控える中、米国代表として単身で堂々と来日。
お気づきの方も多いかもしれませんが、来日中に着用した装いは、公式ユニフォーム(ラルフローレン)以外は、全て以前に着用したことがあるものばかり。
例えば、水玉のドレスはブランドン・マックスウェルというアメリカのブランド。英国コーンウオールで開催されたG7でも着用されていたものです。
大統領就任100日を祝った際に着用したオスカーデラレンタのプリントドレスもその後、幾度かお目見えしています。気に入った服は何度でも着まわすジル博士。それまでの、公人は一度来たらもう着ないという暗黙のルールを、今の時代に合わない、私の生き方ではないと一蹴しているかのようです。
愛子さま
日本に目を移すと、皇室にはなりますが愛子様が20歳の誕生日を迎えるにあたり、成年後に身に着けるティアラは新調せず、当面は黒田清子さん(天皇陛下の妹)に借りるという。しかも、行事は誕生日当日に行うのが通例であるが、大学の授業があるのでまずはそちらを優先するという。 周囲に配慮した決定であることは十分に認識できますが、ご本人の強い意志もおありなのでしょう。
こんなふうに、当然と思われていた既成概念を次々とアップデートしていく姿に、エンパワーされる女性も多いのではないでしょうか。公人として振る舞う彼女達が、持続可能な社会のためにこうした選択と行動をとることは、プラットフォームを変えていく大きな説得力になります。
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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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