日本ブランドを纏った石破首相

東京ガールズコレクションに登場
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
先月、毎年恒例の若者のファッション祭典「東京ガールズコレクション2025 Spring/Summer」が開催されました。
ナント、そこに石破首相がミャクミャク(大阪・関西万博の公式キャラクター)とサプライズ登場。
会場がざわついたのは当然のこと、何を着てステージに上がったか気になりますよね?
地方創成を推し進める石破首相ゆえ、日本ブランドにこだわったようです。
眼鏡は福井県鯖江の「BOSTON CLUB」
ネクタイは「ヘラルボニー」(岩手県の知的障がいを持つ作家の作品をライセンスビジネス)
スニーカーは「オニツカタイガー」
金ボタンのブレザーは「BEAMS F」
デニムは「BEAMS PLUS」とのこと。
この爽やかなカジュアルスタイルで「だらし内閣」の汚名も払拭されたのではないだろうか。
日本のもの作りの力まで感じ取られていたら嬉しいのですが。
魅力的なヘラルボニー
この「HERALBONY ヘラルボニー」というブランド、なかなか素敵なので紹介しておきたい。
当方が共感するブランドのひとつでもあります。
「異彩を、放て。」をミッションに、世界で活躍する障がいのある作家とアートライセンス契約を結び、そのアートデータを様々なプロジェクトに展開しています。
その異彩(私には鬼才としか思えないのです)が本当に卓越しており、当方が一生かかってもたどり着けないアートセンスに脱帽しています。
素晴らしいものを素晴らしい状態で世に出す、そして作家に正当なロイヤリティを支払う循環を実現。
ブランドストーリーはヘラルボニーの公式サイトでも見られるので、ぜひ見ていただきたい。
3月15日に銀座にギャラリーと店舗をオープンしました。
石破首相のネクタイは、「銀座田屋」とコラボした山形の米沢織の製品だったそうです。
当方も既に何度か足を運んでおり、カラフルなエコバックを購入したりと心豊かな時間を過ごしております。
ストーリーのある自分に印象管理
石破首相の装いも地方創成をコンセプトにストーリーを組み立てセレクトされ、各ブランドも唯一無二のストーリーを持つ。
我々のビジネスでも十分に応用できそうです。
100人いれば100のストーリーがあり、100個の商品があれば、当然ながら100の生産ストーリー。
これらを他人にわかりやすくアウトプットできているかだけ、つまり印象マネージメントの仕方次第でその後のビジネスが変わる面白さがあります。
当方も自戒を込めながら常に意識しているところです。
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Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター