経営者のファッション

経営者らしく見せたい
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
会社の代表として相応しい装いをしたい、エグゼクティブらしく見せたい、経営者としてこの装いでいいのか・・・など、沢山のお声を聞きます。中身で勝負、と思っていないところが私は嬉しく思っています。この、中身と外身の関係。私がいつも伝えているのは、中身の一番外側が外身です、つまり、外見は中身の一番外側です、ということを常日頃お伝えしています。人間、覚悟が決まると表情がキリっとするように、必ず気持ちやスタンスが外見に出てきます。
自分は会社のロゴマーク
会社に所属する従業員と代表では何が違うのか。影響力が大きいだけに、話す内容や一挙手一投足の全てが周囲から見られています。しかも360度から。今や、経営者はこうであるべきというスタイルはなく、業界の垣根を超え、スーツに限らず、様々なスタイルをされています。そういった自由な環境の中でも、考慮に入れていただきたいのが、「会社の目指す方向性に合っているスタイルなのか?」という考えです。大きなイノベーションに挑戦し、業界の大変革を睨み進んで行こうとしている企業なのか、それとも安定した事業を維持し万人に受け入れられることを目指す企業なのかで、代表として対外的な見せ方が大きく変わってくるはずです。
そう、経営者は会社の歩くロゴマークなのです。経営者を見て、その会社がどのようなスタンスを持っている会社なのかが、想像できるようでしたらしめたものでしょう。経営者はパーソナル・ブランディングならぬ、コーポレート・ブランディングそのものです。会社のロゴマークが歩いているようなものと思って下さい。経営者としての姿の毎日の積み重ねによって、会社の印象が定着していくといっても過言ではありません。
常に信頼、尊敬を軸としているのか
立場ゆえに365日、様々な場に出向き、色々なシーンに対応し、数々の人達とコミュニケーションを取ることを使命とされています。そのたびに、適切と思われる装いに変えていることと思います。避けていただきたいのは、いつでもどこでも一緒というスタイルです。相手やシーンが変われば、コミュニケーションの仕方も変わります。ネクタイの色を変えるだけでも全く変わることはご存知でしょう。当然、パフォーマンスも適切な形に変えますが、装いもコミュニケーション手段の大きな武器として取り入れていただきたいものです。ビジネスである以上、信頼感や尊敬を感じさせる装いであるか否かを判断の軸とした上で、その場に一番適切と思われる装いで出向くことで、最高のパフォーマンスが発揮され、最高のコミュニケーションが構築されるはずです。
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター