内閣認証式のモーニングコート

なぜ、認証式にモーニングコートなのか
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
本日、岸田内閣が発足します。若手の思い切った登用など、今後が期待されます。本日は皇居にて親任式が行われ、夜には内閣の認証式が行われます。
赤い絨毯が敷かれた階段で、男性閣僚はモーニング、女性閣僚は着物またはドレスの正装で、写真撮影をします。新内閣発足のたびに見慣れた写真ですが、そもそも夜なのに何でモーニングコートなの?と疑問に思う方もいらっしゃるのでは。プロトコール的には、18時以降は正装は燕尾服になるからです。
そもそもモーニングコートとは
フロントカットが前身頃から後身頃にかけて長く斜めにカットしてあるモーニングコートは、日本では、叙勲や園遊会、入卒式の校長先生、新郎および新郎新婦の父親、など、大事な儀式の正装になっています。
そもそもモーニングコートは18世紀のイギリス貴族の服装に由来します。午前中に着る執務服で、日課の乗馬の服装でもあり、そのまま宮廷に上がれるようにとの配慮がありました。
ゆえに、議員の執務服との捉え方があります。また、認証式を執り行う宮内庁は、「時間では服装を規定しておらず、儀式の格式によって決めている」とのこと。なので、18時以降でもモーニングコートのようです。
ジャケット、スラックス、ウエストコート(ベスト)、シャツ、タイ、ポケットチーフ、手袋、シューズに至るまで、全て決まりがあります。
女性は、男性の装いに準じることから、着物かドレスになります。男性と違って、アクセサリーやバックの用意、ヘアスタイルのセットなど、準備に時間がかかります。
いづれにしても突然の任命にも慌てないように、あらかじめの準備は必須です。時間がなくてレンタルや知り合いから拝借する議員もいるようです。
記念写真撮影
場所は、国会議事堂かと思っていましたが、首相官邸1階の階段だそうです。
並び順は、G7のようにばっちり決まっていないようで、指示するのは官邸専属のカメラマン。首相を取り囲むように、重要ポストや大抜擢された若手や女性が並びます。新内閣の特徴が分かり易い配置も考慮しているのでしょう。
今回の岸田内閣認証式の写真も大変楽しみです。
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グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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