スタートから思い通りに動ける人の印象管理
上手くスタートが切れないのは
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
4月から新年度がスタートした組織も多かったことでしょう。
1か月経ち、思うようにコトが運んでいないという方、
同期なのにすでに差がついている??と焦っている方など様々なようです。
ゴールデンウィーク開けにこんなご相をいただきました。
「新年度に新しいスタッフを迎え入れ、フレッシュな気持ちでスタートしましたが、
なんだかいまだにギクシャクして自分らしさが発揮できず上手く回っていないんです。」とのこと。
一方で、「上々の滑り出して、上手くコトが運んでいます。」という方もいらっしゃるので、
この差は何でしょうということになります。
私もたくさんの失敗経験を繰り返し、今に至っています。
スタート時点までにかける思いと準備
初対面が大事です~、なんて分かり切ったこと(でも実際にできている方は少ない)を言うつもりはさらさらないのですが、
相手に対峙する1回、2回・・・をどこまで大事に時間をかけて準備しているかとなると、難しいかもしれません。
いまのスピード時代に至っては、対峙する時間もますます短くなっています。
1度失った信用を取り戻すには、20倍の努力が必要とも言われています。
こんな話が残されています(*)。
アメリカ28代大統領のウィルソン氏は、10分間の演説をするのに、準備のためどれくらい時間が必要かと聞かれて、
「2週間」と答えました。
「じゃあ、1時間の演説だったら、ずいぶん時間が必要なわけですね」
「いや、1週間で結構」
「と申しますと、2時間の演説は?」
「2時間なら、今すぐやれます」
なんだか禅問答めいていますが、勝負の時間が短くなるほど、準備の時間は反比例することを示す好例でしょう。
印象管理も然りです!
何か新しいことがスタートする前後は、短い時間で多くの方に対面するシーンが思いのほか増えます。
何を伝えるかよりも、どう伝えるか
伝えたいことを確認すると同時に、「どう伝えるのか」。
何の資料を見せるかと同時に、「どう見せるか」。
なんとなく服を選ぶのではなく、「意図が一番伝わる装いは何か」。
そんなことに注力して準備する時間を設けてみてはいかがだろうか。
「もう一度伝えないとダメかな」とか、「メールで補足しておこう」なんていう後手の時間は必要なくなり、
むしろサクセススパイラルに入ることは間違いなさそうです。
*「何を書くか、どう書くか」板垣元著 PHP出版
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Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター