好感を与える色数をご存知ですか?

3色コーデの基本は本当か?
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
先日はお客様からこんなご質問。
「3色コーデとかよく聞きますけど、そもそもなぜ3色なのか?私はワントーンコーデが好きなんですけど。」
とのこと。
本当に、世の中では決まり文句のように、洋服のコーディネートは3色が基本とか聞きます。
鵜呑みにする必要は全くなく、その通りにする必要性もないと思いますが、
人間の視覚と脳にとって、見分けやすくまとまりを感じる配分であることも事実なのです。
ちなみに、色の歴史では「色の3原色」というものがあり、色は3色の基本からできていると論じられています。
この3色が互いに混じり合い、他の色が派生して生まれているのだと。
世の中を見回すと、各国の国旗のカラーは3色が多いです。
例えば、イギリスもフランスもアメリカも、赤、ネイビー、白の3色。
街中の看板を見ても3色構成が以外に多い。
3色を印象管理として使用したい
メンズのスーツスタイルを見てもスーツの色、シャツの色、タイの色と昔から3色構成。
まとまりを感じます。
では、配分は?
というと、3色の呼び方を変えて、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーと呼び方を変えるとわかりやすいでしょう。
ベースカラーから見てみましょう。
一番面積の多いベースカラーに何の色を選ぶかによって、着用している方のメッセージ性が変わります。
色の持つ心理効果が相手にダイレクトに伝わりますから。
黒を選ぶ人もいれば、アイボリーの人もいるでしょう。
そして、体型補正にも使えるので、大いに活用していただきたいところ。
視覚効果と言ったらよいでしょうか。
背を高く見せたい、ほっそりスマートに見せたい、という方は、ベースカラーを身体の中心(トップ+ボトム)に縦長に持ってくると、上下が一直線に統一されてすっきり見えます。
アクセントカラーにらしさを込める
次に面積を多くとるのがアソートカラー、一番面積が小さいのがアクセントカラー。
ワントーンコーデが好きという方は、アソートカラーとアクセントカラーをベースカラーと同色の濃淡で合わせると素敵です。
「ネイビー」と「青」と「水色」の組み合わせとか、「ダークブラウン」と「ライトブラウン」と「アイボリー」の組み合わせもそうですね。
色のメッセージ性がダイレクトです。
普段からベーシックにまとめなければいけないという方には、アクセントカラーに「らしさ」を込めたらどうかと提案しています。
ベルトや小物、アクセサリーになることが多いですが。
安心して個性を発揮しやすい箇所でもあります。
ご自分の大好きな色、もちろん柄物もよいでしょう。
アクセントだけでも印象管理を変えられる楽しさを感じていただけるはずです。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター