もう一つの自分の分身

メンテナンスの印象管理
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
空気、風から春の気配を十分に感じる季節となりました。
衣替えはもう少し先の時期を考えたいところですが、小物類の衣替えは今が多いそうです。
買い替えも多いでしょうが、ここではメンテナンスをし直すことにフォーカスしたいと思います。
いつもバック類のメンテナンスを依頼している元町のおじさんがお年を召して閉店となり、次を探していたところ、同じく元町の港の見える丘公園近くで発見。
バックや傘を持ち込み、レザークリーニング等メンテナンスをお願いすることに。
奥から出てきたのはデニム素材の白衣を着用した青年(職人さん)。
そのいで立ちにセンスの良さを垣間見て、素晴らしい仕上がり具合を想像してしまうから、やはり最初の印象は大切ですね。
彼曰く、年間の中で最も以来の多い時期で、さらにサステナビリティの影響もあり、依頼は年々増加傾向であるという。
しかも壊れてからの依頼ではなく、長く愛用するための定期的なメンテナンスが増えているという。
費用対効果を利用した印象管理
また先日、多くの顧客から絶大な信頼を得ている販売員との会話から、
「時代を超えて使用できるデザイン・素材が人気を得ており、愛でながら長く使用する価値観になっています」とのこと。
「費用対効果」という言葉はご存知だと思うが、アパレルにも当てはまります。
購入金額を使用回数で割ると、1回あたりの使用金額が算出されます。
その算出金額が低くなればなるほど、費用対効果があったということになるわけです。
この使用回数つまり耐久力にメンテナンス効果が発揮されることになります。
ということは、購入の際には、「投資」と考えるのか「消費」と考えるのかが問われるということですね。
小物もあなたの分身
では、メンテナンスばかりして新たな購入はしないのかというと、それはないでしょう。
常に新鮮なものに触れていたいのが人間のサガ。
使い倒してから新たなものを購入するのではなく、メンテナンス継続の愛用品に加えて、新たな仲間入りを追加という感じでしょうか。
つまり、いつでもスタンバイOKなものたちが揃っているので、印象管理には強い味方この上ありません。
むやみやたらと増やす必要はなく、「出番の多いシーン」に合わせた必要数を「呈示したいイメージ」ごとに揃えておくと鬼に金棒です。
小物もあなたの分身ですから。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター