イーロン・マスクのファッション

世界一の大富豪となったイーロン・マスク
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
アメリカの電気自動車会社テスラモーターズのCEOであるイーロン・マスク氏の資産が1,850億ドルとなり、アマゾンのジェフ・ベゾスを押しのけて世界一になりました。
時代は今や電気自動車へ。そして先日、スペースXの打ち上げも成功させました。夢を現実にしてしまうパッションと能力に、若い起業家たちが憧れるのも大いに頷けます。
ファッションにこだわりはあるのか
さて、彼のビジネスやプライベートに世界のマスコミは関心を寄せ続けていますが、彼のファッションを取り上げているところは非常に少ないです。それもそのはず、スティーブ・ジョブスのように同じ服を制服のように着続けるとか、マーク・ザッカーバーグやサンダー・ピチャイのように愛用するスニーカーが話題になったりと、取り上げられやすい特徴を持っていないからであろう。
ただ、私としては、彼のお母様が70代の超カッコイイ現役モデルであること、そしてスペースXの宇宙服クルードラゴンの洗練度合いを見るにつけ、ファッションにこだわりはないはずはないと思うのです。拝見し続けるにあたり、2つのこだわりを持たれていると推測しています。
一つは、ジャケットを羽織ることが彼のスタイルを完成させる要素のひとつとなっているようです。もちろん、ジャケットを着用しないシーンもありますが、体重の増減が激しい体にジャストサイズのクオリティの高いシンプルなジャケットを常に羽織ることで、スタイルよく構築された身体に見せてくれています。
もう一つは、色使いです。ビジネスに多用されるダークカラーを基本にしており、ほとんど色物を着ていません。大きな身体を濃い色で締める効果もありますが、舞朝、服を着る時間ももったいないと考える彼にとっては、余計なことを考えずにシンプルに長く着用するスタイルに合っているのでしょう。
生き方そのものがファッション
何といっても、何度でも立ち上がる不屈の精神力や先見の明と実行力。生き方そのものが誰もマネのできないファッションなのかもしれません。それを、浮き上がらせるかのようにシンプルに徹している装いも一つの戦略と言えるかもしれません。
クルードラゴンは、子供たちが見た時に「あのクルードラゴンを着て宇宙に行きたい!」と思ってもらえることがテーマだったそうです。
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Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター