G7の並び順にはルールがある

決まりがあるのをご存知でしたか?
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
G7の会合の後、出席者が一堂に並んだ写真がメディアにアップされますが、その並び順にルールがあることをご存知でしょうか。
何気なく並んでいるように見える写真から、なぜ日本の首脳陣は、いつも後方なのかしらと残念に思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、れっきとしたグローバルルールに基づいて並び順が決まっています。
主催国が中央
まず、中央に立つのは主催国(議長国)。
続いての優先順位は、大統領。次は首相です。
大統領は国家元首であり、首相は行政のトップになるので大統領のほうが優先されます。そして、同じ大統領同士の場合は、就任順に優先順が置かれます。
そして、プロトコール上、左右では常に右が優位となります。
そのため、主催国(議長国)を基準に、外側に向かって、大統領が就任順に右、左、右、左と優先順位が下がっていきます。続いて、首相が就任順に右、左、右、左の順に並びます。
そして、一番外側にEUの議長、委員長という順番です。
基本的に、議長国がこの並び順を決めるので、例外もありますが、原則はこの並びになります。ですので、首脳陣が頻繁に変わる国では、議長国でない限り、永遠に中央近くへはいけません。
写真を見る人の目は、どうしても中央にいってしまうものです。G7の写真は多方面で使用されるため、存在感を印象付ける大事な写真です。そう考えると、近年、安倍元首相以外、ころころと変わってきた政権について、一考する余地はあると考えます。
明確な並びに応用できることは多い
日本でよく見る、集合写真での譲り合いのシーン。時間ばかりが経って後味がわるいものです。集合写真だけでなく、食事会でも、この譲り合いの光景はよく目にします。欧米では、食事の際の席順も気持ち良いくらいに決まっています。
こうやって並び順が決まっていることで、要らぬ気苦労もなくなります。会合やイベントがあるたびに、席順に頭を悩ませることの多い日本。このような明快な並びを応用できることは多いと感じます。
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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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