可変自在な自分を楽しむ

時代にマッチしたバリアブル=可変的な
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
最近、「バリアブル(variable)」という言葉を耳にします。文字通り「可変的な」という意味ですが、風の時代といわれる現代にとてもマッチした言葉だと感じます。
商品などの機能面で言えば、一つのものが様々なものに変わる機能は昔からあり、重宝されきました。しかし、最近では、こうあるべきだという世の中の枠組みを崩す発想です。
ロゴマークの事例
弊社のような小さな会社では、バリアブルロゴを3スタイル持っています。対象に合わせて、色、書体、縦横を変えたものを3スタイルの中から使用していますが、大企業に至っては、基本的にはそれはないと踏んでいました。
しかし、あのアウディが今年の3月にロゴマークをリニューアルしたのには驚きました。フォーリングス(4つの円)はそのままに、円の太さのバリエーションが増え、掲載先に合わせてセレクトできるようになったと。この動きは今後も広がりそうです。対象とフレームに合わせて、自在に変化する可変性は、まるで企業の柔軟な姿勢を反映しているかのようです。いつ何時でも、このロゴを、という考えは固定概念となっていくのでしょうか。
可変的な自分を楽しむ
人に対しても同じことが言えます。
全てのお客様に伝えているのは、「自分をひとつの型にはめないこと」です。型にはめてしまうことほどつまらないことはありません。日本人の特性として、残念ながら型にはまることで安心感が生まれるようです。
アウディが分かり易い例で、基本のフォーリングスは変えません。4つの企業が一緒になった象徴のロゴであり、ブランドの軸になる部分なので、ここはしっかりと維持しています。
見え方、伝え方のみを可変しているのです。
我々も、自分のコアな部分は保持し、それを見せ方で変えていくのです。例えば、自分はクリエイティブさを一番大切にしているのであれば、色もデザインも思い切りクリエイティブな格好や持ち物で表現することもできるし、それをダークカラーに変えてデザインだけで抑えて見せたり、逆に、デザインはシンプルに多彩な色だけで表現することもできます。どこか1点、例えばこだわりのバックを持つだけでも、相手には、何か違う、と伝わるものです。このシーンは堅いので、クリエイティブな要素は一切消そう、なんてことはしないで下さい。
柔らかい発想で、自分自身を表現していただきたいと感じます。
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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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