危機管理力が装いに表れる
信頼のバロメーター
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
昔と今とでは、謝罪会見の数は変化しているのでしょうか。個人的には増加しているように感じます。謝罪の際の装いや振る舞いは、確実に、以前に比べて気遣いされてきています。特に、大手企業では、全てではありませんが明らかに改善されています。なぜなら、謝罪会見はその後を占う信頼のバロメーターですから。
理解を得られる謝罪会見であれば、その後は時間がかかっても信頼を回復できますが、理解を得られない会見では、もうそこで終わってしまいます。
なぜこのタイミングで
先日、無免許運転で事故を起こした議員が最終的には辞職されましたが、128日ぶりに公に現れ面談に及んだ姿は、赤いワンピースでした。この姿を見た多くの方が「なぜこのタイミングで赤いワンピースなのか」と疑問に思ったに違いありません。
そして、つい最近も。中学生が同級生を死傷させてしまった事件。校長先生がTVに出ておりましたが、赤いネクタイ。「なぜこのタイミングで赤いネクタイなのか」。。。
謝罪会見やそれに準ずる会見では、装いや振る舞いで相手や周囲の気を散らしてはいけないのです。心から謝罪するという気持ちを伝えるには、装いが目立ち、ノイズになることがあってはならないのです。全身から謝罪の意を伝えることが大切です。それができなければ、だからこういうことになったのかもしれない、という「隙」みたいなものを突かれ、気持ちのゆるみを感じさせてしまいます。
普段の様子が透けて見えてしまう
気が動転していて服装まで気が回っていなかったのか。いやいや、普段から気を付けていればこのような場こそ、冷静な判断がされるはず。そして、もっと残念なのは、この装いでは伝える内容が理解され難いということを言ってくれる取り巻きがいなかったという、とても残念な事実が明らかにされていることです。
大事な場面では誤解されない装いを、そして、危機管理のグランドルールを理解しているブレーンを自分の周囲に持っていることが大切です。
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グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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