魅力と表現力を広げる
自分を無意識に箱に入れていないか
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
コロナ禍で「自分らしさ」を振り返ってみた方が多くいたと聞きます。かくいう私もその一人。
でも自分らしさを見つめ直す作業は、何十年も生きてきた延長線上で考えるので、どうしてもバイアスで見がち。言い方を変えると、自分らしさを無意識に箱に入れていないか、表現も安心できる小さな箱の中でしていないか、と。
もっと強引に、未知の自分らしさに気付き、表現できる作業はないものか。
周囲を見てみると、企業はコラボという形態で、自社の魅力を広げまくっていますね。大きなヒントがここに。
接点がなかった者同士がコラボ
例えば、話題になったエルメスのフィットネスイベント。エルメスのスカーフを片手に行うヨガや、エルメスのブレスレットを用いて腕の動きに意識を向けながら体幹に働きかけるワークアルトなど、身体を鍛えながら審美眼を養い感受性をも豊かにしてしまうという話題をさらったコラボ。
あるいは、ヴィクター&ロルフ(ファションブランド)がローンチした香水。サンプリングが難しい状況の中、なんとこの香水を音楽で表現してしまったという。面白いのが、付けた時の感情を音楽に表現しがちだが、そうではなくて、付けた時の身体に及ぼす刺激、触覚を音で表現しているという。香水と体内メカニズム音楽とのコラボ。
いずれも、今まで接点のなかった他の業界とコラボすることで、そのブランドのらしさが、強引過ぎるほどに引っ張り出されているではないですか。
今までの延長線上では、生まれなかったはず。
化学反応を楽しむ
話題を我々に戻してみましょう。
いつもの服装やいつもの所作、いつもの言葉遣いに安心し慣れ親しんでしまっていますが、それはそれで大事にしながらも、魅力を広げるフックを様々なところに探してみてはどうでしょう。すべてはちょっとした行動から。いや、ちょっとした冒険からと言ったほうが的を得ているかもしれません。
気になっていたけど自分らしくないと思って入らなかったお店に入り試着をする、やったことのない様々なポージングのプロフィール写真を撮る、性格や仕事も真反対の人と対話をする、、、。たくさんの化学反応が楽しめるに違いありません。
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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
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- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
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