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イメージコンサルタントコラム

宇宙飛行士の採用ポイントに表現力が追加

JAXAが11/19から宇宙飛行士候補者募集を開始しましたね。選抜において評価されるポイントが8つ公開されました。そのなかでも注目は、「表現力」が入ったのはご存知の通り。

「自らの体験や成果などを外部に伝える豊かな表現力と発信力」とのこと。つまり、ミッションで得た経験を世界中の人々と共有する表現力があることが条件なのです。

自分らしさを表現する前澤氏、新庄監督

ここ数年で、多様性という名のもと、「自分らしく生きる」ことが歓迎されていますが、同時に、その自分らしさを周囲に表現する力も求められています。

極端すぎるかもしれませんが、分かり易い例が、前澤友作さんの宇宙旅行中の発信。年齢から言えばおじさんと言われる年頃でしょうが、子供のように無邪気に、溢れ出る興奮を映像と言葉で伝え続けてくる自己表現力。

日本ハムの新庄監督のド派手な記者会見と一風変わった練習風景を「どうだ！」と言わんばかりに仕切る自己表現力。

いづれも、見方によっては軽い印象に映りがちですが、領域は違えど、2人とも圧倒的なリーダーです。

前澤さんに至っては、zozo時代に開催したとある大きなイベントで、スタッフ達が緊張と不安でどうしようもなかった際に「もしこのイベントが失敗したら俺が全部買うから安心して進めてくれ」と伝え、一気に安堵感が広がったという度量の広さ。結果的に様々なアイデアが活性化され大成功をおさめたという。

また、新庄監督に至っても、「プロ野球の存在意義は、そこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり、単調な生活を少しだけ豊かにする事に他なりません」とTwitterで冷静に呟いたりしています。ともにご自身の多様な面を臆することなく、表現しきっています。

自己表現力が価値ある時代に

自分らしさを表現する力は、今も、きっとこれからもAIにはできない力です。来年こそは、熱い想いや信念を臆することなく、外見や立ち居振る舞いや言葉で、公の場でも出していかれたらいかがでしょうか。自分を表現する気持ちの良さは格別なものです。

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Written by 吉村ひかる　→　詳しいプロフィールはこちら

グローバルでトップ10％の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家

・株式会社BEST GRADE 代表取締役

・BEST GRADE アカデミー主宰

・AICI国際イメージコンサルタント協会認定　国際イメージコンサルタントCertified Image Professional

・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認　エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター