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イメージコンサルタントコラム

枠を超えるのではなく枠がない

枠を超えるのではなく枠がない

枠を超える年にしたい

経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。

 

年始にいただいた年賀状や、年賀のメールには、「今年は枠を超えて活動したい」とか、「既成概念に捕らわれず進んでいきたい」という文言が特に多く目につきました。

ここ数年の急速な変化スピードについて行くには、今まで通りでは難しいと思う気持ちからなのでしょう。

メディアを見ていても「想像を超えた役柄をドラマで見せます」とか、「期待を裏切る演技をします」など、今まで以上に目にします。

そもそも枠がない

さて、実際に「枠を超えて活動している」と言われている方の弁はこうです。「そもそも枠の無いところで活動してますから!」とあっけらかん。ナルホドです。そもそも思考そのものが違うのです。

彼らにとっては、関わっている世界が全て地続きで、垣根を超えているという認識が全くなく、そもそも垣根がないと。

 

例えば、地殻変動が起きているクラシック音楽界。コンクールで優勝するためには、有名な学校を卒業し、有名な先生につき、ひたすら学ぶことが通例でした。しかし、今や上位入賞者は独自のオーケストラを作ったり、Youtuberとして楽曲を配信したりと誰とも比較されない自分だけの王国をつくり、自分を表現しています。

 

また昨年末に初めて訪れた眼科医院でのこと。院長の診察室に通されると、真っ黒に日焼けし、歯と白目だけが真っ白に浮かび上がるサラサラロングヘアのサーファーの院長先生(男性)でした。

一見してサーファーとわかる医者は少ないでしょう。意表を突いたシテュエーションは、私にとって新たなインスピレーションをかき立てるものでした。

リーダーは伝わっているか

枠や既成概念を超えるとは、予定調和に収まらないということ。つまり、その人の振り幅を広げることに他なりません。

特に、リーダーに気を付けていただきたいのは、振り幅を広げることが、ただ単に個性的な人で終わってしまっていないか、引き続き信頼感を得られているのか、気を付けたいところです。

今までの踏襲だけでは、停滞感を与えてしまうこともあるかもしれません。

装い、コミュニケーションの仕方、今までより思い切って変化を楽しんで幅を広げる1年にしてみてはいかがでしょうか。

 

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Written by 吉村ひかる  詳しいプロフィールはこちら

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AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional

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