親近感と馴染み感は別物
外見と中身の違いに驚く
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
過日、とある女性の代表の方とお話する機会がありました。
この日は、私はお仕事で来訪していました。
建物の入り口で立っている姿を目にしていたので、作業中に声をかけられた時には館内のご案内係の方だとばかり勝手に思っていました。
存在を消すほどかなり控えめで、館内のことを聞けば丁寧に教えてくれる印象。
しかし!話せば話すほど組織のことや店舗展開について詳しくご存知ではないですか。
最後にはアドバイスとともに名刺をいただき、そこで初めて代表だと気づかされました。
ああ、もっと早く気付けは単刀直入にビジネスの話ができたのに。。。
ここまで行きつくのに長い時間がかかりました。
赴任されてきたばかりなので、サイトにまだ代表の写真も掲載されていない状況。
親近感と馴染み感は別物
この時ばかりは、外見で伝える大切さをひしひしと感じました。
聞けば、郊外の支店に配属となったばかりで、少しでも地元の方に親近感を伝えようとそれまで着ていたきっちりとした装いをやめて、かなりカジュアル寄りに変えてみたとのこと。
そして、言葉遣いもいつもの丁寧な物言いから、仰々しさを感じるのではないかと少しカジュアルな物言いに変えてみているとのこと。
皆さんはどうお感じになりますか。
彼女の周囲への気遣いや親近感を伝えようとする努力と気持ちはとても伝わってきますが、親近感を伝える方法は他にもたくさんあるはず。
ふむふむ。
ポジションに合わせて
周囲と同等の立場であれば、効果があると思いますが、代表というポジションで気を付けたいことは、
・顧客から見て誇らしい代表で合って欲しこと、
・後人から憧れる存在で合って欲しい
という点もあるのです。
以前の服装が自分らしいと思うのであれば、装いは変えず、声のトーンや振る舞いでも親近感は出せます。
以前の話し方が自分らしいと思うのであれば、やはり話題や所作でも親近感が伝えられます。
ポジションに合った表現の仕方があります。
代表であれ、無理をして自分らしさを消すことは、かえってちぐはぐな印象を与えてしまうのです。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター