自分のテーマカラーを決めるメリット
人のテーマカラーとは
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
企業にコーポレートカラーがあるように、政党にシンボルカラーがあるように、人にも自分らしさを伝えるメインカラーがあると、周囲にも分かりやすく、自分自身も軸が定まったようでセルフモチベーションが高まります。
言葉で伝えきれない部分を非言語表現が補ってくれると思うと、味方につけたほうがメリットを享受できる機会が増えそうです。
概ね企業のトップを拝見していると、コーポレートカラーを自身のテーマカラーとして上手に利用している姿を見かけます。
大河ドラマや漫才界でも
先日、某TV番組で芸能界の衣装について面白い特集をやっていました。
現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の衣装担当者の話によると「その方が引き立つ色は何か」、という視点を持ち本人に色を合わせながらメインカラーを決めたという。
源頼朝役の大泉洋さんは白、
主役の北条義時役の小栗旬さんはアースカラー、
後白河法皇役の西田敏行さんはパープル。
役割的なものを超えても、彼ら自身の魅力が実に引き立つカラーです。
漫才界でも。
ひと昔前は、スーツ姿の漫才コンビが多かったですが、話題が親近感あるものに変わるにつれて、服装もカジュアルになっていったという。
面白いことに言葉遣いも「~ですよね」から、「~だよね」に変わったそうです。
装いがメンタルに及ぼす影響力を感じずにはいられません。
テーマカラーを赤にしているカズレーサーさんなんて分かりやすい好例ですね。
本人曰く、「洗濯物を干すと全て赤なので、自宅がバレます」とも。
彼らにとって、自分のテーマカラーを決めることは、印象を残すためのひとつの方法です。
それから、大ヒットした「踊る大捜査線」の織田裕二さんが着ていたグリーンのモッズコート。
これは色と共にコートのシルエットも大きな印象づけの武器でした。
なんと、回を重ねるごとに、グリーンではなくシルエットだけでお客様にはわかってしまうという。
恐るべし、非言語の力。
パーソナルカラーを利用する
皆さんにとって、自分らしさを伝えるカラーはありますか。
パーソナルカラー診断をされている方は見つけやすいでしょう。
サクセスカラーの中からいくつか見つけると良いですね。
ただ、大事なのはこだわりすぎないこと。
いつ何時もその色を身に着けていたら、逆に自分の魅力は半減し、融通の利かない人という印象になりがちです。
メディアに出ている彼らも、印象付けをしなくてよい普段は、こだわりは全く見せていません。
シーンに合わせながら、強弱つけて楽しみましょう。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター