同質の中で一目置かれる印象管理

同質の中で一目置かれるには
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
先日取材を受けた際、その中のお一人の男性から最後のほうにつぶやきのような質問がありました。
「スーツ姿の男性の会合に出向くと、皆、似通った色と形のスーツで同質化していて、自分もその中の一人かと思うと嫌になってしまうんですよ。
その中で、パッと見た瞬間に『おっ!』と目を留めてもらうには、どうしたらよいのでしょうか。そもそも無理な話でしょうか。」
というもの。
あまりにもリアルな状況が想像できますね。
私としては、そのように感じている方がいたと気づかされ嬉しくなりました。
しかし、どうしてよいかわからず、そのままで悶々としている方が多いのも事実でしょう。
素材感とサイズ感を気にしてみよう
パッと見ですと、一番簡単なのに一番できないのが、「姿勢」。
ほとんどの方が、PC、スマホの影響で前肩の猫背症候群。
私もそう。
これを意識して都度直すだけでも、全く見た目の印象が違います。
誰であろうと、何を着ていようと胸を張った姿勢は余裕すら感じられます。
似通ったスーツスタイルの中では、「服地」と「サイズ感」で驚くほど違って見えます。
お仕立てされる方はご存知のとおり、紺だけでも色と素材のバリエーションが何千タイプも存在します。
ご自身の体が、張りのある素材が似合うのか、柔らかい素材が似合うのか、
シチュエーションによっては、ドレープ感や光沢感が感じられる素材のほうがマッチすることもあります。
お客様の中には、クローゼットを開けるとネイビーばかりだが、全て服地に個性を持たせている方もいます。
そして、サイズ感。
スーツ、またはジャケットはサイズ感が命です。
ユニクロのジャケットでもサイズが合っていればそれなりに見えます。
逆にどんなに高価でもサイズが合っていなければ、存在感すら生まれません。
鏡の前で、ウエストの位置(一番くびれている箇所)を2~3センチ、上下に動かしてみてください。
見栄えが全く違って見えます。
言葉を尽くす前に相手から寄ってくる
人のたたずまいは、こんなところで大きく影響しています。
動きや言葉で差別化や注目を集めることはできますが、それは少々時間を要します。
ぱっと見の存在そのもので、言葉を尽くす前に周囲から寄ってくる、それはもう、その人のたたずまいです。
胸を開いたナチュラルな姿勢
良質なクオリティ
ジャストサイズな装い
ぜひ試してみてください。
これだけで、すでに自分が無敵になった気持ちになるから不思議です。
セルフコンフィデンスの成せる業ですね。
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Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター