使う言葉で印象マネージメント
ポジティブワードに変える
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
先日、知人からこんな言葉が。
「先週末、だらだらしちゃったのよねー」と、さえない表情。
常に一生懸命な姿を見ているので、「それって、ゆったり寛げたってことじゃないの?」と言ったら、
「そうなの!それそれ!」と、大きく目を見開き嬉しそう。
人差し指を上に向けてくるんと回し、まるで魔法にでもかけているよう。
面白いですね。
一つの状態を「だらだら」から「ゆったり」に変えただけで、こんなにも表情が生き生きと変わってしまうなんて。
好きなところに言葉が広がる
人は好きなところには言葉が増えていくと言われています。
例えば、エスキモーには50種類以上の雪の結晶の言葉があるそうです。
我々の印象管理の仕事でいえば、色やイメージに関わる言葉が豊富です。
「赤」でも、
「鮮やかな赤」、「落ち着いた赤」、
「深みのある赤」、「青みを帯びた赤」、等々。
イメージについても仕事柄ポジティブワードが非常に多いのが特徴です。
例えば、「元気」を表現する言葉では、
「生き生きと」、「エネルギッシュに」、
「はつらつと」、「パワフルに」、
「気力あふれて」、「快活な」、
「陽気な」等々、きりがありません。
お客様に合わせて適切と思われる言葉を使い分けています。
今なおワードが増え続けています。
皆様のフィールドではどんな言葉が豊富でしょうか。
そして、普段使用する言葉も、できるだけポジティブな言葉に変えるだけで、聞き手も自分も前向きになれるというもの。
使っていくとどんどんそれに関する言葉が増えていきます。
相手に伝えた言葉が、噴水効果のように自分の耳に戻って入ってきます。
在りたい自分が使う言葉を
在りたい自分が使う言葉をどんどん増やし、口に出し、耳に入れていきましょう。
つい最近、国民栄誉賞を受賞された国枝慎吾氏が「俺は最強だ!」という言葉で、常に自分自身を鼓舞させてきましたね。
アスリートでなくとも我々も同様。
そして、できるだけ使用したくない言葉も決めておいても良いかもしれません。
当方は、「ばたばたして」、「忙しくて」、「時間が無くて」、
という一見ネガティブに感じられるワードは起業以来できるだけ使用しないようにしています。
そうすると同じ状況でもポジティブワードに置き換えようとするので、無意識に自己肯定感が生まれてくるから不思議です。
使う言葉の印象マネージメント。
自分でできて、自分で確認できるとても便利な印象管理の方法です。
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Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター