環境の中で自分を捉える | 国際イメージコンサルタント|経営者向け・世界TOP10%認定の株式会社BEST GRADE

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イメージコンサルタントコラム

環境の中で自分を捉える

環境の中で自分を捉える

トップリーダーこそ大切にする

経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。

 

先日、衣環境の研究をされている方とお話をする機会がありました。

その中で、トップリーダーこそ、自身が身を置く温度環境にシビアであるというデータがあるとおっしゃっていました。

当方の知人やお客様でも同様の例が沢山あり、至極同感した話でした。

そして、建築関係者が衣服に関心を寄せ、建物空間と衣服の関係性の研究を始められているそうです。

 

多くのリーダ達は日々、最高のパフォーマンスを出すために、何を着るかということはもちろんですが、身を置く環境も大きな要素のひとつと捉えています。

どう空間を使うかということのほかに、目には見えない温度感、香りもパフォーマンスに左右するというわけです。

我々のような者は自分のいる空間をこんなもんかと思ってしまいがちですが、

変えられない環境は仕方ないですが、どうにかして変えられる環境なら納得するまで変えましょう、ということなのでしょう。

 

仕事の仕方、生き方にも反映されていると感じる関心の高い話です。

離見の見

そして、先週、お客様から4月末に開催するセミナーの際の服装と振る舞い、対応のご相談を受けました。

聞けば4名でセミナーをおこなうという。

そのお客様はピーカーの一人であり、他の3名とは主従はなく立場は一緒だという。

よく見る、メインスピーカーだけが目立ち、他はスタッフと化してしまう光景になってはいけないと思い、

4名のバランスの重要性を伝え、バランスの取れた服装や見えがかり、立ち位置、パフォーマンスをアドバイスしました。

 

そして何より、聴衆がスピーカーに求める理想像というものがあるので、それ応えることも忘れずにと。

場を作るという感覚でしょうか。

 

これこそ空間視点で見ていかないと、どんなに素晴らしい話をされても聴衆は満足感を得られないかもしれません。

世阿弥の言う「離見の見」ですね。

自分

整った環境の中に身を置けるほど幸せなことはないです。

慣れた場所では自分らしさが発揮できるけれど、慣れていない場所ではいまいち発揮できないというシーンはよくありますが、

ビジネスシーンでは実にもったいないことです。

話慣れたスピーカーや敏腕営業パーソンが時々使う、「今日は場が作れた」というニュアンスもこれに似ています。

 

自分だけにフォーカス(何を着るか、何を言うか)するのではなく、できる範囲で環境を整えていく、

そして自分らしいパフォーマンスを発揮していく、自分を幸せにするポイントだと思います。

 

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Written by 吉村ひかる

グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル

  • 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
  • BEST GRADE アカデミー主宰
  • AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
  • 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター

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