できるように見せる印象管理
TV局からの問い合わせ
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
先日、某テレビ局から、「できるように見える外見」にするにはどうしたらよいでしょうか、という問い合わせがありました。
メールでしたので、概要や状況が分かり難く思いあぐねていると電話が…。
番組で企画しているという。
具体的なシーンや流れを伺ってみたものの、検討中でほぼ確定しているものはまだない状況とのこと。
放送は数日後に迫っているので、ディレクターはじめ、準備に立ち回る周囲の方々の大変さが伝わってくるようでした。
一昔前でしたら、「できるように見える外見」というのは、ある程度、典型的なタイプというものがありましたが、今は無いに等しいと言えるでしょう。
多様性の時代
今やダイバーシティ、多様性の時代で典型的な型というものはなくなってきています。
その代わりに、ご本人の魅力が表現されている「らしさ」が、その方のデフォルトになり、そこからシーンに応じてアレンジが広がる時代です。
あくまでも人が資本。
ですから、同じ格好をしても、山田さんは仕事ができるように見えるけれど、川本さんはそう見えないというわけです。
髪は短いほうがよいとか、ひげは無いほうがよいとか、スーツはストライプがよいとか・・・、
一括りにされていた時代がありましたが、もう難しいですね。
バリバリ仕事ができる方々を拝見していると、男性もロングヘアが魅力的だったり、髭構えが威風堂々としていたり、
服装もとらわれない快適な格好をしているので、彼らから見たら昔の典型的なスタイルというのは、理解が難しいでしょう。
「らしさ」のベースが「職業」よりも「その人」を優先することになり、人そのものの価値にフォーカスする風潮は、
当方も心から嬉しく思っています。
ここに、ビジネスとしてのエッセンスを加えるとしたら、それはその方の「ポジション」の視点ではないでしょうか。
所作や言動
比べて、「できるように見える所作や言葉」はどうでしょうか。
所作は昔から大きな変化はないと感じますし、言葉も、言葉遣いこそ変われど、使い方は大きく変化していないと感じます。
自信を持って振る舞うパフォーマンス、相手を安心させ、期待させる言動。
改めて、外見と振る舞い、言葉が上手くリンクすることが、見る人の気持ちを動かすと感じます。
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Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター