会社の〇周年記念はイメージ作りの絶好のチャンス

コロナ禍で創立記念日をどう祝うのか
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
どのような業種であれ、創立からある程度の進展を遂げてきた会社は、切れの良い年数で(5年、10年、20年、100年など)、創立記念を祝って「会社設立〇周年記念」を開催されています。
通常でしたら、どこかの会場に一堂に会し、お取引先やお客様、歴代の社長などをお呼びして、日頃の感謝と更なる発展をお祝いすることが多いですが、コロナ禍の今では、それもままなりません。関わる企業を拝見していると、オンラインで開催したり、記念動画を配信したり、社内向けの記念刊行物に留まらず、書籍までも出版される企業もあるようです。集まって祝うだけでなく、様々な手法の祝い方があることに気づかされます。
会社のイメージを再度見直してみてはいかがでしょうか
そこでやはり気になるのが、それらをどんなイメージをもって、開催し配信していくのかというブランディングです。書籍はすごく硬派に描かれているのに、動画配信はとてもカジュアルになっていたり・・・。それぞれ担当者が違うのでありがちな姿ですが、一人のお客様が見た時に、この企業は誰をターゲットにしているのか、私は対象者なのか違うのかが分かり難くぼやけてしまう、勿体ない現象に多々出会っています。
この一連の記念行事が、在籍する社員の次なるモチベーションにつながっているのか、顧客にさらに大きな信頼と尊敬を与えられているのか、会社の経費を大きく使って終わってしまっていないか、懸念されるところです。
せっかくの機会なので、次の〇周年記念をさらに大きく祝うためにも、ここは再度、会社の向かう方向を経営陣を中心に見つめ直し、分かり易く従業員に伝えきることが大切だと切に感じています。
会社の向かう姿と印象管理を合わせる
トップが、信頼に値する姿で大きなビジョンを発する姿を見て、そこで働く従業員や利用している顧客が、そのビジョンに共感し、共に歩んで行こうという気になります。経営陣は経営方針を練るにとどまらず、「どう伝えるか」、「どう伝えきるか」を今まで以上に注力することで会社の姿は大きく変わっていくに違いありません。今や伝える手段はいくらでもありますので、ブランディングに見合った方法を見極めるのも一考です。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター