CEOの写真から見える20年後の目標

20年後のビジョンを語る
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
先日、某業界紙が大きな特集を組みました。47社のCEOに20年後のビジョンを語ってもらうという壮大な企画。弊社も関係の深い業界だけに、情報不足を補うべく紙面の隅々まで拝読しました。1社につき1ページという読み応えのある紙面。
各CEOからは、インタビューの冒頭に「20年後なんて、世の中どうなっているかわからないよ」と異口同音の答えが返ってきたそうですが、次第に考えを述べてくれたようです。読み進めながら気づいたことがありました。20年後にこんなこと実現してくれたら、消費者の一人としては本当に嬉しいと感じさせてくれるCEOの言葉がある一方、これってどう考えても数年先の戦略にすぎないじゃない?という言葉も目につきました。
写真から見えるもの
20年後に自分がCEOで居続けることはほぼない中で、ビジョンを語る姿が写真で載っています。スリーピースを着ているCEOからパーカー姿のCEOまで。背景も室内だったり、中庭だったりと様々、向きも正面や斜めと様々。
こちらがワクワクするような明確なビジョンを語るCEOの写真からは、何か他と違う印象を感じ取ります。欲目かもしれなと何度か見直しました。が、共通していると感じたのは、「自信」と「整った空気」でしょうか。
写真から、「空気が整っている」なんてわかるはずがないと言われそうですが、背景に使った場所、CEOと背景のコントラスト、立ち位置、服装、向き、表情、全てがバランスの取れた美しい構図に収まっています。中には、余裕を感じさせるアルカイックスマイルのCEOまでいます。
普段の在り方が言葉と外見に現れる
恐らく、取材する側は47社に同じ質問をすることを事前に伝えているはずです。受ける側は、同業他社と紙面を同一にすると知っている以上は、インパクトある印象を残すべく、思案したのではないでしょうか。ただやはり、未知の20年後を語るには、普段からの在り方や考え方が基になると思われます。
紙面いっぱいに掲載されたメッセージとCEOの写真。そこで働く授業員の皆様は、何を感じ取ったのでしょうか。20年後に、新しくバトンを受け継いだCEO達にビジョンの行方をまた特集して欲しいと感じました。
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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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