女性リーダーの声

話し方の前に声のトーン
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
この仕事をしていると、話し方の相談もよく受けます。特にリーダーの立場の女性は、気にされる方が多い傾向です。気遣いされるなんて非常に素晴らしいと思いながらも、声に耳を傾けていると、「ちょっと待って。その甲高い声では、聴きづらいかも。」という方が意外に多いのです。そう、話し方の前に声のトーンを見直すほうが先かもしれない、ということなのです。
サッチャー元首相もトレーニングしていた
人はそれぞれ魅力的な個性ある声を持っているにも関わらず、「綺麗な声」に憧れます。
しかし、リーダーの立場になりますと、「綺麗な声」よりも「伝わる声」のほうが大切なのです。
エグゼクティブの在り方に注視している知人の男性がいますが、彼が言うには、カマラ・ハリス氏と小池百合子氏の声の質が似ているというのです。全体的に声のトーンが低く、かつ、通るために非常に聞きやすいと言います。ハリス氏はわかりませんが、小池氏はアナウンサー時代に相当鍛えられていたに違いありません。
皆さんご存知のマーガレット・サッチャー元首相は、もともとは声のトーンが高い方でした。以前、彼女の映画があったのをご存知でしょうか。私は仕事柄、食い入るように見ました。その中で、彼女が本物のリーダーになるために様々なことをチェンジしましたが、声のトーンを変えることもその中のミッションのひとつでした。指導者(おそらくイメージコンサルタント)から「君のその甲高い声は、耳に触る。ましてや国会でそんな高い声でまくしたてられたら、聞いている男性陣はたまったもんじゃないよ。ちゃんと聞いてもらいたかったら、声のトーンを低くしなさい。」というものでした。
その後の練習風景が映ってましたが、広い室内で、「もっと低く!もう一度!届いてないよ!」という指導に何度も挑戦している姿でした。ここまで努力するんだ。。。と、改めて鉄の女の本気度を感じた瞬間でした。
五感に訴える聴覚
人は五感を使って印象を感じ取ります。視覚83%、聴覚11%。なんと合わせて94%です。皆様の周囲で上記のような女性リーダーがいたら教えてあげて下さい。もっと魅力的なリーダーになるはずです。
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE→BEST GRADEはこちら
Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター