リーダーが導く共感力

見直されている共感する力
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
ここ数年、「共感力」という言葉がキーワードとなっています。
Z世代やミレニアル世代は、理屈ではわかっていても共感しないと行動を起こさない顕著な世代だと言われていますが、多かれ少なかれ、人は皆、昔からそうなのでなないかとずっと思っています。やれ、企業に明確なパーパスがないと共感が得られないとか、SDGsに則った経営でないと共感が得にくいなどとさまざまに企業は思考を巡らしています。
そのような中、印象管理の視点から国民に分かり易いメッセージで多くの共感を得られている方が、台湾の蔡総統だと感じています。
台湾の蔡総統
人に寄り添う明確なメッセージが人を惹きつけてやみません。
昨年、志村ケンさんがお亡くなりになった時に、いち早く日本語で弔辞を読まれていたのには驚きました。「台湾の人達に沢山の笑いをくれてありがとう。天国でもきっと楽しませてくれているでしょう」というようなメッセージでした。日本語でと言うのが泣けてきます。
もちろん我々日本人は感動しましたが、台湾の人々も改めて日本に好意を向けてくれたそうです。
また先日、中国が台湾のパイナップルを輸入禁止にし、大きな痛手を被る中、蔡総統が真っ先にパイナップル農家を直接訪れて激励している姿がありました。メディアには、今回の件で台湾のパイナップルが有名になりましたと笑顔で答えていました。
これを見た各国が放っておくはずがありません。多くの資源を保有する国ということもありますが、あれやこれやと様々な方法で台湾を守るべく、アメリカ、日本、各国が協力しています。
このように周囲の人達を共感の渦に巻き込んでしまう蔡総統ですから、DOVID-19の際は、国民が一致協力し、対策が成功を収めているのでしょう。
必要な要素
拝見するに「スピード」、「実行力」、判断の「正確性」の3拍子が揃っていて、しかも国民に実に分かやすく行動として見せてくれる姿は、私からするとものすごいプレゼンテーション力をお持ちの方だと拝察しています。ご本人はそのような気はないでしょうが。
どうしたら共感してもらえるか、なんて皆様が頭を悩ましていますが、考えていても出てこないよ、と思ってしまいます。
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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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