日米2プラス2の装い

バイデン政権、初の外交
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
3月16日午後3時から約1時間半、日米安全保障協議委員会(日米「2+2」)が開催され、日本側からは、茂木敏充外務大臣及び岸信夫防衛大臣が、米側からは、アントニー・ブリンケン国務長官及びロイド・オースティン国防長官がそれぞれ出席されました。ニュースでも大きく取り上げていたので、共同声明の内容は皆様ご存知のことと思います。
私はいつもながら、両国の代表がどのようないで立ちで臨まれるのか、気になって拝見していました。特にバイデン政権初となる外交のため興味津々です。
装いから見えること
当然のごとく、4者ともにネイビーの無地のスーツでしたが、特にブリケン国務長官とオースティン国防長官は深みのあるミッドナイトネイビーでした。ネイビーもこのように黒に近いほどフォーマル度が増すと言われています。また、4者揃ってブルー系のネクタイだったことも予想通りでした。濃紺~水色、無地~小紋まで幅はありますが、米国に限っては同伴の方々まで全員ブルー系をタイドアップしていたことには恐れ入りました。
とりわけ、ブリケン国務長官とオースティン国防長官の着用しているスーツの光沢感やしなやかさが印象的で、勝手ながらSUPER200’sくらいの服地ではないかと想像していました。このSUPER表示を簡単にお話すると、糸の細さと軽さを表す単位です。例えば基本として考えられているSUPER100’sは、「原毛1キログラムを距離100キロメートルの長さの糸を作ることが出来る」という意味で、当然これは数が大きければ大きいほど細い糸(≒繊細な糸)高品質の証となります。しかし、実際のところは、織り方や混率によって全く違ったものになりますので、これだけで品質の善し悪しを語ることは本来できないのですが、分かりやすい指標なので、多くの方が指標として使っています。ちなみにトランプ元大統領もSUPER200’sを着用していたと言われています。
生地が上質ゆえ繊細なので、活動量が多かったり、汗をたくさんかくタイプの方にはお勧めできません。お二人のように、室内で執務を取るタイプの方に向いている生地です。
風格と覚悟
その後、米国のお二人はネクタイを変えつつ、同様のいで立ちで中国等を回られていました。風格を醸し出す装いとひるまない外交はマッチしていて、最初の外交を成功させる覚悟が感じられます。
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グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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