経営者のTシャツスタイル

ビジネスウェアのカジュアル化
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
ビジネスも、オンラインとオフラインのハイブリッド化がすっかり定着し、自宅で過ごす時間も増えました。ビジネスウェアがカジュアル化に向かっている中、アメリカでは今やビジネスカジュアルよりも、スポーツアパレルの人気が高まっているという。
お客様達から「私はどうしたらいいんだ?」という声が聞こえてきそうです。
Tシャツスタイルが歓迎されるとき
特に新興の起業家やIT系で働く方にTシャツスタイルが多く見られますが、意志を持ってTシャツを着用しているのか、時流で着用しているのかでは、我々に伝わってくる印象が大きく違うと感じています。
マルシェなどに出店している食の起業家の一人は、産地の生産者に出向くことから、いつ何時も常に自社ロゴが入ったTシャツを身に着けているという。ビジネスに対する覚悟も伝えられるとのことで、周囲から多くのサポートも受け、大きな宣伝効果になっているらしい。
また、ホームセンターの会社では、作業が伴うことからスーツを脱ぎ、ジーンズの着用を歓迎しているという。これらの例は、一種ユニホーム化していますから、着用する本人達は、企業の印象が悪くならないよう、着こなしや体型のメンテナンスにも気配りされているようです。
身に着けている装いがビジネスを大きくバックアップしてくれている例と言えるでしょう。
いっぽうで、先日、オンラインで拝見したある企業の新商品のプレゼンテーション。
経営者が黒いTシャツスタイルでプレゼンしてくれていますが、出っ張ったお腹周りがどうにも気になります。商品内容的にもTシャツである必要性もありません。新商品が良いだけに、カジュアルな装いが、かえってノイズとなってしまったように感じます。
ジャケットやスーツは、着ているだけで体型補正をしてくれますが、Tシャツやジーンズは体型をもろに反映してしまいます。
時流ではなく自分流を
自分を覆う80~90%は洋服です。できれば戦略的に利用したほうがビジネスに良い影響を及ぼすはずです。
カジュアルといえども上質感を伝えたいということで、ロロピアーナを揃え始めた方もいれば、着用回数が少なくなったスーツだからこそ、良いものにとことんこだわり、ビシッとしたタイドアップを楽しむ方もいます。時流よりも自分流を。
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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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