一国のリーダーが気付かせてくれること

党首討論会と通常国会を終えて
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
6/9に党首討論会が行われ、6/16には150日間にわたる通常国会が閉幕しました。いずれも菅内閣になって初めてとなります。内容は各マスコミが報道しているのでここでは触れませんが、伝え方という視点で見てみました。
アイコンタクトと言葉から伝わるもの
話す内容と外見から伝わる印象は、やはり同じなのだと改めて感じる機会となりました。内面の一番外側が外見、すなわち内面イコール外見。
以前より、書面を見ながら応答するシーンは多少減ったものの、やはり、大事な数字は間違えないようにとの配慮からか、書面に目を落としています。例えば、ワクチン接種をめぐる数値の時にもしかり。この辺りの数値は、ジョンソン首相やバイデン大統領は目を書面に落とすことはなく、まっすぐ前を見据えて応えています。数字の正確性よりも、堂々としたアイコンタクトで応えて欲しいところでした。
また、質問に誠意をもって答えているように見えない、リーダーとしては疑問視される対応に、上西充子法政大教授に「やぎさんゆうびんみたい」との指摘が入ります。一企業の代表であれば、会社はとっくに潰れているはず。従業員はトップが何を考えているのか、どこを目指しているのかわからないので、士気が落ち追いていけなくなるでしょう。
「いま申し上げた通り」が流行語になってしまわないかと、私はヒヤヒヤ。ビジネスの世界では、相手が理解するまで何度でも繰り返し話さなければならないというのに。
行動で示す
時を同じくして、バイデン大統領とプーチン大統領との米露首脳会談が開かれました。一国の代表として、いや、世界をコントロールするのは自分だと言わんばかりの、互いに相手をけん制するような堂々とした振る舞いにしばし凝視してしまいました。
あのプーチン大統領も会談終了後の記者会見では、「色々な課題で私達の立場は異なるが、二人とも相手を理解しようという意欲や、立場を近づける方法を探そうと意欲を見せたと思う。とても建設的な会話だった」と語りました。
人は、身体を張って前に進もうという者に信頼を寄せます。アイコンタクト、使う言葉、態度に全て出てしまっているのです。
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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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