多様性を可視化するオリンピック開会式

多様性を可視化する難しさ
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
企業であれば、多様性を取り入れている企業に見えるにはどうしたらよいか、パーソナルであれば、多様性に寛容である人間に見えるにはどうしたらよいのか、、、。
そういったご相談を近年多く受けるようになり、特に昨年からは拍車がかかっています。他者については自信を持ってお伝えできるくせに、弊社や自分自身のこととなると、はて?と考え込んでしまう自分がいます。一様ではないので難しさを感じます。
「多様性と調和」を掲げる先日のオリンピック開会式を、どんな多様性視点で表現してくれるのか、ワクワク拝見しました。
演出による多様性
国家斉唱をMISIAさんが熱唱されていましたね。音楽活動と並行して様々な社会貢献活動に積極的に取り組んでいることは周知の事実。トモコイズミ氏の衣装で登場された時には、「そう来たか!」と唸ってしまいました。しかも、LGBTQの象徴とされるレインボーカラーで。自らもゲイを公言するトモコイズミ氏。彼の独特の作品は、着る者、見る者、誰をもハッピーな気分にしてしまう作風に世界が放っておくはずがなく、近年の活躍は目を見張るものがありました。
余談になりますが、入場行進の日本の衣装も、いつもの赤×白ではなく、主催国ならではの、もっと工夫を凝らしたCreativityを感じるものであって欲しかったと勝手ながら思います。
そして、ベナン人の父と日本人の母を持つバスケットボールの八村塁選手が日本選手団の旗手になったこと、ハイチ出身の父と日本人の母を持つテニスの大坂なおみ選手が聖火リレーの最終走者になったことは、多様性の象徴として好感を持って見ていました。
振る舞いによる多様性
面白いなと感じたのは、国際オリンピック委員会のバッハ会長がスピーチをしている間、外国の選手たちは寝転がって夜空を眺めたり、地べたで寛いでいましたが、聖火ランナーとして登場した元巨人の長嶋茂雄氏が後輩の松井秀喜氏と共に、少しずつ歩く姿に、寛いでいた選手たちが駆け寄り、暖かい眼差して足取りを見守っていたという。
こんな自由で人間らしい振る舞いも多様性のひとつではないかと拝見していました。
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Written by 吉村ひかる → 詳しいプロフィールはこちら
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定されるイメージブランディングの専門家
・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・BEST GRADE アカデミー主宰
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター
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