無表情で怖いと言われるが、どうしたらよいか?

印象管理(表情)のご質問
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
今回はこのようなご質問に答えたいと思います。
ご質問いただいたのは経営層の男性からです。
「普段から無表情なので怖いと言われることがある。どう対応したらよいのか?」とのこと。
このようなご質問は男性に限らず、実は女性からも多くいただきます。
確かに相手がずっと無表情でいられたら何を考えているのかわからないので、怖いと感じるのは当然ですね。
通常ですとこの手の質問を受けると恐らく同業の方でしたら、「ではスマイルトレーニングをしましょうー!」となるのかもしれません。
しかしながら、表情筋をほぐすという意味ではよいかもしれませんが、人間そう変われるものではありません。
何十年も生きてきた過程の中で、出来上がった表情です。
その時はできても、すぐに戻ってしまうのが関の山。
無表情のカバー方法
ここでは、表情をあまり変えることなく怖さを感じさせず、むしろ「貫録」や「懐の広さ」を感じさせてしまう方法をお伝えします。
ポイントは3つです。
1.まず最初にご自身が表情に乏しいと自覚することが大切です。
2.相手の話を聞いている過程で、「聞いているよ!」とわかるサインを送ること。
相槌でもメモを取るでも良いですが、一番良いのは言葉を挟むことです。
「そうですね」という簡単な一言でも良いですし、相手の言葉をリピートするもよし。
ちょっとした質問も良いです。
3.全身と顔を相手に向けて、リラックスした格好で聞くこと。
無表情な上に腕を組んだり、正対してくれていないと、相手はお手並み拝見的な印象を受けて怖がります。
これだけで、「怖い」という感覚は完全に払拭されるはずです。
*最後にもし余裕があれば、時折、アルカイクスマイルといって、口角を少し上げる意識を持つとさらに良しです。
象徴的なのがモナリザの口元です。笑顔ではないが、口角を少しだけ上げ気味な様子を言います。
全身で伝えること
いかがでしょうか。
表情は自分で見えないので変化の度合いがわかりにくいものです。
表情のように一部分の印象管理が難しい場合は、全身で捉えると無理なく意図する表現が可能になります。
あなたが苦手と感じる印象マネージメント部分はありますか?
全身で考えればいくらでも補えますので、無理せずいきましょう。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター