フォーマルは無縁だと思っていたけれど
冠婚葬祭のご相談
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
冠婚葬祭においても、すっかり対面が復活していますね。
ご相談がコロナ前の頃に戻ったようです。
クルーズもすっかり復活、結婚式もお別れの会も、各種発表会も復活。
当方が所属している協会も、今期はいよいよアワードの受賞パーティが対面で復活とのこと。
公式行事でしたら、過日の園遊会も規模を小さくしたとはいえ対面が復活しています。
そこで、人々を心配させるのがフォーマルな装い。
しばらく遠のいていたので思考の外にあったかもしれません。
招待状が届いたり、声をかけられたりして慌ててしまう方も多いのではないでしょうか。
タキシードとは無縁だと思っていたけれど
なかでもタキシードのご相談が多い傾向です。
主なものは、入手方法、着用の仕方、同伴者は何を着たらよいか。
加えてパーティーでの振舞い方などなど。
お伝えしておくと、「タキシード」という呼び名は、アメリカから来ています。
NY州のタキシードパークに集う若者から生まれた言葉です。
ですので、ヨーロッパでは、プライドにかけて「タキシード」という言葉は使用せず、
「ディナージャケット」や「スモーキングジャケット」と言ったりします。
面白いですね。
ちなみに、レディスのタキシードを世の中に初めて発表した人はイヴサンローランです。
彼はタキシードとは決して言わずスモーキングと言っています。
なぜ、襟の部分にシルクが張ってあるかご存知でしょうか。
タキシードは夜のフォーマルウエアなので、シャンデリア等のキラキラした電気の光が襟のシルクに反射して、着ている人の顔を明るくしてくれるのです。
同様に、スラックスの側章(両脇に縦に張っている)のシルクも、光に反射して足長に見せてくれます。
知識が余裕を作り出す
そしてタキシードは基本的に黒と決まっており、白や他の色である場合は、それはもうタキシードではなく
ファンシータキシードという言い方をしたりして、分けて考える傾向があります。
同伴者(今回は女性)は、男性に準ずるというルールがあるので、ドレスコードがブラックタイ(タキシード)の場合は、ロングドレスになります。
しかしながら、会場、パーティーの種類、参加者等により、TPOに応じた対応が求められます。
ちょっとした知識を増やすことで、余裕が生まれてきそうですね。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター