採用と幹部の印象管理
次の採用が動き出す
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタントの吉村ひかるです。
先週の10月2日は内定式の企業が多かったようです。
沢山のリクルートスーツ姿の若者たちを目にしました。
企業も就活生もほっと一息というところでしょうか。
ところが、企業側はすでに次の採用に向けて動いています。
目ぼしい大学に入り込み、企業説明会を開催するのはもちろんのこと、
学生達と密に接することができるワークショップを開いたり、特別授業を持ったりと余念がありません。
かつてイーロン・マスクがテスラやスペースXを軌道に乗せるため、優秀な学生を1本釣りしていたというのを思い出します。
企業風土に合った人材採用は死活問題ですからね。
幹部の印象管理
先日、とある企業の人事担当者がこんなことを言っていたのが気になります。
「採用は僕たちだけの仕事ではないんですよ。
幹部の在り方が就活生の目にどう映るかに大きく左右されているんです」と。
よくわかります。
まさに幹部の印象管理。
幹部は企業の成長に向かって邁進しているのは当然ですが、間接的にリクルーターの役割も担っていることを意識されている方は少ないでしょう。
どのような装いで、どんな言動を繰り広げているのか。
新卒、中途にかかわらず、その企業に関心のある者は目をキラキラさせて見てしまいます。
リクルーターであるということは企業のファン作りも担っているということ。
気持ちよく、生き生きと、エネルギッシュに仕事されている姿からは魅力しか映りません。
10月2日の内定式に出席した女子学生の弁。
「この企業に決めて本当に良かったのか、不安な気持ちを抱えながら内定式に参加しました。
でも、赤いスーツを着て颯爽と登場した女性幹部が生き生きと仕事の話す様子を拝見し、この企業にしてよかったと確信できました」という。
そう話してくれる学生の目はもちろんキラキラしていました。
ビジネスは自己実現の手段のひとつ
そして、「この会社だったら自己実現できそうな気がします」とも。
自己実現は、ご存知「アブラハム・マズローの欲求5段階説」の最上欲求。
人間にしかない欲求とも言われています。
ビジネスは、自己実現のひとつの手段にすぎませんが、
従業員が安心して邁進できるモチベーションを持つような印象管理も幹部の大事な役割でしょう。
貴社が気になる方々が、今日も皆さんをワクワクして見ていますよ。
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE→BEST GRADEはこちら
エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター