G7プーリア・サミットのファッション
G7プーリア・サミットが開催
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
今月13日に開幕した先進7カ国首脳会議(G7サミット)。
今回の議長国はイタリア。
プーリアは、イタリアの「長靴」のちょうど踵(かかと)部分にあたり、自然と歴史が味わえる地域。
北ヨーロッパの人たちのリゾート地としても親しまれ、魚介類など美味しい食材が豊富。
会場のホテルは、歌手マドンナさんらセレブが集う超高級リゾートホテルでした。
出席する首脳陣は、昨年の広島サミットのメンバーと一緒のせいでしょうか、最初からとても打ち解けた和やかな雰囲気が伝わっていましたね。
首脳陣たちの印象管理
さて、ファッションの話をしましょう。
世の中がカジュアル化一直線の中、ここではモスト・ビジネスフォーマルが集結し、気持ちいいくらい首脳陣はビシッとしたスタイルで出席。
大方、男性陣はミッドナイトブルーのスーツを着用。
G7の最長老であるカナダのトルドー首相は、恒例のライトネイビーのスーツにサックスブルーのドレスシャツを合わせています。
柄の靴下も健在。
皆様のネクタイは、やはりいつものように、ブルー系(水色~紺)が多く、他の色でも落ち着いた色目が主流でした。
岸田首相は、初日は赤いタイで臨みましたので、元気さや存在感をアピールする狙いがあったのかもしれません。
3日間の間に、把握するだけでも4本のタイを使用しているので、シーンに応じて変えられていたのでしょう。
ジャケットを脱ぎ、ドレスシャツ姿で談笑する首脳陣の姿からは、しっかり鍛えられ、メンテナンスが行き届いた身体であることが伝わってきます。
どこまでも隙がありません。
存在感増すメローニ首相
そして、7カ国唯一の女性リーダーであり、今回の議長を務めるメローニ伊首相。
今回がまだ2回目の参加にも関わらず、一番元気に見えたのはなぜでしょうか。
おそらく、他の首脳陣が内政で苦境にあえいでいる中、一人、欧州議会選で大勝していることもあるかもしれません。
20分遅刻してきたバイデン大統領に「女性を待たせてはいけませんよ」と、ちくりとくぎを刺す余裕も。
ファッションのイタリアを誇示すように、素晴らしい装いでも存在感を発揮。
ペールトーンのシャーベットオレンジ(またはサーモンピンク)のワイドパンツスーツで登場。
爽やかでありながら貫録すら感じられます。
マニッシュでありながらエレガント。
そして赤いネイル。
イギリスのメイ元首相を彷彿とさせるオシャレ度合いです。
晩餐会には、ネイビーのディナードレスに着替えて皆様をお出迎え。
その変貌ぶりが、見ている者を楽しませてくれます。
私生活では7歳のお嬢様がいらっしゃるとのこと。
このバリキャリぶりは、働く女性たちを元気にしてくれそうです。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター