選挙戦、装いにテーマカラーの是非
三者三様の印象管理
経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。
昨日は、都知事選の投開票が実施されましたね。
当方は神奈川県民なので、興味深く拝見していましたが、都民の皆様の中には熱い選挙期間だった方もいたことでしょう。
選挙公約をどのような装いで演説するのか、いつものように注視していました。
小池氏はいつものグリーンを主体に、時に白を入れながらの演説。
ペールグリーンからモスグリーンまでとグリーンの色の幅が広がっていたのが印象的でした。
ノーカラーのジャケットも着ますが、テーラードのジャケットが多い印象です。
お顔が丸いので、テーラードのシャープな襟でグッと締める効果が出ています。
蓮舫氏は、トレードマークの白に黒を入れながらの演説。
蓮舫さんといえば「白」、が定着しているからでしょう。
ジャケットは、テーラードのものも着ますが、ノーカラーが多い印象です。
お顔がシャープなので、ノーカラーにすることで、シャープになり過ぎないよう印象管理していると思われます。
石丸氏は、男性ということもあり、ネイビーのジャケットの脱ぎ着をしながらも、基本的には白いシャツで通されていました。
選挙カラーがパープルなので、時折パープルを差し込みながらの演説。
昨日の投開票後の挨拶では、ノータイに濃い目のパープルのポケットチーフ姿。
パープルがひときわ似合っていたのが印象的でした。
海外はこだわらない?
選挙戦中、それぞれ三者三様のテーマカラーを打ち出していましたが、他国もそうなのかと見渡すと、そうでもないのです。
男性はどうしても所属の政党があると、政党カラーのネクタイをタイドアップする傾向が強いですが、
女性に限っては、最近の例で言うと、トランプ氏と党首争いをしたヘイリー氏や、イタリアのメローニ氏の首相争いの際には、
ほぼテーマカラーという手法は使用せず、赤だ何だと、いかに記憶に残り、自分を表現するかに終始していた感があります。
もしかしたら、蓮舫氏などは、多くの候補者が使う白に終始するよりも、選挙期間中に限り、違ったカラーの装いをしても良かったのではないでしょうか。
振り幅の広さや多様性が言葉だけでなく、外見からも更に見えたかもしれません。
テーマカラーの是非
「人にテーマカラーは必要か」、という相談は常日頃からいただくご相談です。
当方としては、印象作りの上ではあったほうが絶対に良いのですが、固執してしまうと逆効果だとお伝えしています。
このさじ加減、一見難しそうに思えますが、「今日はどんな自分を伝えたいのか」とい視点を常に持っていれば、おのずと判断が下せそうですよ。
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エグゼクティブに向けたイメージコンサルティングオフィスBEST GRADE
Written by 吉村ひかる
グローバルでトップ10%の国際イメージコンサルタントと認定される
イメージブランディングのプロフェッショナル
- 株式会社BEST GRADE 代表取締役 リーダー服飾研究家
- BEST GRADE アカデミー主宰
- AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタントCertified Image Professional
- 一般社団法人パフォーマンス教育協会公認 エグゼクティブ・パフォーマンス・インストラクター