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イメージコンサルタントコラム

大人になると思い切り笑う機会が減りますね

経営者と企業のブランディングに印象管理の重要性を伝える国際イメージコンサルタント・リーダー服飾研究家の吉村ひかるです。

今日は珍しく、筋肉視点で印象管理を見てみたいと思います。

先日は、誘われて「笑いヨガ」というものを体験してきました。

ネーミングを聞いただけでも笑ってしまいそう。

実はこれ、インド人医師が考案(1995年)したユーモアやジョーク不要で、笑う動作の健康体操とのこと。

大人になると笑顔にはなっても、笑うことは少なくなります。

しかし健康上の驚くべきデータが。。

笑わない人は笑う人より1.5倍糖尿病が多く、認知症になる確率が3.6倍高く、脳卒中も1.6倍、心筋梗塞も1.2倍多くなるという。

現在も世界中で笑いについて研究が続いているとのこと。

では、どんな体操なのかと興味津々で待っていると、先生から「それでは皆さん、ゲラゲラ筋肉を動かしましょう～！」との掛け声。

「はあ？」

実はとてもロジックな笑いヨガ

本来はとてもロジックに組み立てられている体操ですが、

万人に受け入れられるように表情筋、横隔膜、腹筋、胸筋、背筋、声筋の全てを総称して「ゲラゲラ筋肉」とまとめています。

子供がお腹を抱えて身体中で笑っている、あの時の筋肉です。

国境を越えて広がるには、やはりこういった言い換えが必要なんでしょう。

ひたすら様々な笑いのポーズを筋肉に集中させながら繰り返すこと1時間。

気持ちも大きくなり、来週のプレゼンも上手くいくとしか思えなくなります。

顔の筋肉もほぐれて普段の表情も笑顔になっていることに気づきます。

筋肉に集中してトレーニングするって違いますね。

確かにダイエットやスポーツ選手も、単にトレーニングするよりもウエストや太ももなど、筋肉に気持ちを集中させてやると効果が出るというのはよく聞く話です。

筋肉を集中させて印象管理する

現在、ボイストレーニングの専門家の方がイメージコンサルタント養成アカデミーを受講中で、

彼女に、どこの筋肉に集中させると思い通りの声が出るのか伺ったところ、

様々ある中で誰でも取り入れ易いトレーニングのひとつとして挙げてくれたのが、「眉間」に気持ちを集中させることだという。

皺眉筋（しゅうびきん）というそう。

口からではなく眉間から声を出す感じで、と。

やってみると、声は張りのある高い声になり、視線は上がり、背筋も伸び、表情も締まります。

一瞬で驚くべき変化。

筋肉視点の印象管理ですが、ファッションと同様に即効性が高く、変化の程が自分にも相手にも伝わりやすいので、試してみてはいかがだろうか。

誰だって、笑顔でポジティブなオーラを感じる人と一緒にいたいと思っています。

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